こんにちは、わたしです。
鉄道オタクの友だちと大宮の鉄道博物館に行ってきました。
機関車から新幹線までさまざまな車両が展示してありますが、オタクといくとひとつひとつ丁寧に解説してくれるので超たのしいです。1両につき5分くらい話をしてくれるので全然先に進まない(^<^)
博物館に入ってすぐのところに、機関車が2両並べてあります。これらのちがいとしては、イギリスから輸入したか、アメリカから輸入したか。
新橋と横浜を結んだ日本最初の鉄道はイギリスから来ました。シンプルなデザインでよけいな装飾はあまりありません。運転席から前方見えづらくない?って思ったのですが、そんなにスピードを出して走るようなものでなかったので、急ブレーキでも十分間に合ったのでは?とのこと。
車体左側タンク部分には「惜別感無量」と書かれたプレートがついています。この機関車の持ち主だった長崎県の島原鉄道の初代社長植木元太郎が別れを惜しみ、感謝の意を込めて贈ったプレートなのだそうです。
客車も連結されています。この客車の席、廊下がないので前後の移動は出来ません。ディズニーランドのウエスタンリバー鉄道の客車みたいな感じ(あれはアメリカだけど。)
こっちは、アメリカから北海道にやってきた機関車。弁慶号と言います。あと義經号(京都に保管)としづか号(小樽にいる?)らと共に北海道の開拓時代に活躍したそうです。火の粉が飛ぶのを防ぐため(火事になっちゃう)煙突はこんな形に。前方のバンパーは動物避けなのだそうです。走る環境の違いから、イギリスの機関車との違いが生まれるのですね。わたしはアメリカからきた機関車の方が好きです。
プレートもアメリカっぽくて好き・・・。
弁慶。
連結されているのは開拓使号。こっっっっのデザイン最高。PORONAI RAILWAY OF HOKKAIDO.のロゴを見ていると、開拓した先に輝かしい未来しか待っていないかのように錯覚します。飾り窓や車体に書かれた模様はオリエンタルな感じがあるし、アメリカと日本の融合感がスゴクよい。中央通路があるので、いまの新幹線みたいな座席の並びになっています。イギリスの客車との違いを見るのも楽しい。
良い。
良すぎ。
明治政府が設置した役所「開拓使」のお偉いさんたちが乗るから車体に開拓使って書いちゃう。
これらの機関車が活躍したあと、博物館の中央に鎮座している「貴婦人」とよばれる機関車が登場します。スッとしたスタイルがまるで貴婦人のようだからと愛称がつけられたそうなのですが、登場した当時は「昔の機関車のほうが重厚で良かった・・・」と懐古厨が沸いたそうです(^<^)いつの時代も一緒なんですね。
あと、展望車「富士」ですが、豪華絢爛な内装が素敵だなーと思って見ていたら、当時の人からは「霊柩車みたい」と不評だったそうです。たしかに言われてみればソレっぽい。
ってなかんじてウンチクを聞きながら巡っていたので、朝イチで入ったのに気づいたら夕方になっていました。なんてこった。国鉄時代の闇とかJRになってからの後始末とかを聞いていたら、全部巡れないという自体になったので、またオタクといこうと思います。
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