こんにちは、わたしです。
不妊治療を始めて9か月が経とうとしています。開始2ヶ月くらいの時に月経時期の血液検査でFSH値が高いことを指摘されていたので、それを改善すべくせっせとビタミンEを摂取していました。その効果があったかどうか備忘します。
◆そもそもFSH値が高いとは?
FSHは脳下垂体ホルモンの種類で日本語にすると「卵胞刺激ホルモン」となります。卵胞を刺激して卵子を育てるわけですが、卵巣が元気な方はFSHの値は高くなりません。卵巣が元気なので刺激なんてしなくても、良い卵子が育つからです。
けれど、卵巣に元気がない方は「卵子育ってないけど何してるのー?がんばれー!」と卵巣を鼓舞するためにFSHが大量に分泌されます。ですので、卵巣機能が低下している方はFSH値が高くなります。わたしがそれです。
◆なぜビタミンEなのか?
セントウィメンズクリニックでFSHの血液検査の結果が出る度に、ビタミンEを摂取するように言われます。というのも、ビタミンEは酸化防止の効果が期待できるため、卵巣にある卵子の質をできるだけ下げないようにする作用があるそうなのです。また、ビタミンEの内服だけでも、生理不順が治ることがあるそうです。(ってクリニックからもらった書類に書いてあった。)
◆飲んでいるサプリメント
できるだけ食事から摂取したいのですが、毎日アーモンド爆食いするわけにもいかないのでサプリメントを飲んでいます。お世話になっているのはアサヒのディアナチュラ「鉄×マルチビタミン」とDHCの「天然ビタミンE」です。
ディアナチュラは一日一粒、ビタミンEが8.0mg摂取できます。DHCのほうも1日1粒、301.5mgのビタミンEが摂取できます。30~49歳の女性が1日に必要とされているビタミンEは5.5mgなので、はちゃめちゃに摂取しています。抗酸化しまくりですね。
1日に必要な栄養素はコレだけ | 栄養補給について | カロリーメイト公式サイト | 大塚製薬
◆実際の数値の変化
9月~3月の血液検査の結果です。毎周期、検査をするわけではないのでとびとびなのですが。
ちなみに、FSHの好ましいとされる値は3.8mIU/mlです。10mIU/ml以上あれば卵巣の予備能力が落ちてきている可能性が高く、15mIU/ml以上になると妊娠する確率がかなり減少し、20mIU/ml以上になるとほとんど妊娠することが難しくなってしまうそうです。(クリニックにもらった書類より)
もうひとつの脳下垂体ホルモンLH(黄体形成ホルモン)との比率が、FSH:LH=2:1および3:1くらいが好ましいとのことです。
9月 D4 FSH 9.1mIU/ml LH 4.5mIU/ml FSH:LH=2:1
12月 D3 FSH 22.1mIU/ml ↑ LH 8.6mIU/ml FSH:LH=2.5:1
9月から12月になぜか閉経寸前の数値まで上がったものの、その後はちゃくちゃくと数値が下がってきました。けれど、適正といわれる3.8mIU/mlにはほど遠く、クリニックがいうところの卵巣の予備能力が落ちている状態にあります。
◆卵巣機能が低いので自然発育での採卵が好ましい
さてさて、3回目の採卵の周期に突入しました。また鬼のような通院が始まるわけですが、FSHの値が高いわたしは卵巣機能が低下しているため卵巣に刺激を入れて卵子を何個も採卵するような治療はできません。丹精込めて自然に発育した卵を採卵し、体外受精したのちにそれが受精卵になれば胚移植を行うこととなります。
前回の採卵(1月)では、奇跡的に2個の卵が採れて、2回胚移植ができました。(陰性だったけど。)今回は何個採れるかしら…。最近不健康なので、ちょっと自信がないです。
でも、今やるしかないじゃない!
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