こんにちは、わたしです。
水族館や動物園が好きなのですが、最近はなかなか行けていません。
そんななか、水族館にまつわるショックなニュースがありました。このご時世に関係することから、どうしようもなかったことまで。つらい…。
◆神奈川県 京急油壺マリンパークの閉館…!◆
9月30日、京急電鉄が経営する「京急油壺マリンパーク」が53年間の歴史に幕を閉じるそうです。建物や施設の老朽化が著しく、これ以上の維持管理が困難であるということが理由。感染症の流行も関係しているんじゃないかなと思います。
OL時代に京急の「みさきまぐろきっぷ」を使って、よく遊びに行っていました。みさきまぐろきっぷは、京急の電車とバスの切符(電車は途中下車可・逆戻り不可、バスはフリー)+まぐろまんぷく券での食事+おもひで券での施設利用がセットになったお得な切符です。油壺マリンパークは油壺湾の先っぽにあって、電車とバスを乗り継がないと行けないためこのみさきまぐろきっぷを使うと大変お得なのです。施設利用券で入場もできます。(今は入場制限のため前売り券が必要?)しかも提携先店でのまぐろの食事がだいたいどこの店も絶品でして…!友人連れて5回はみさきまぐろきっぷ旅をしたかと思います。
みさきまぐろきっぷ | おトクなきっぷ | 遊ぶ・出かける | 京浜急行電鉄(KEIKYU)
そんな思い出の京急油壺マリンパークですが、わたしが一番コーフンしたのは「イシダイのショー(プログラム名は魚のパフォーマンス)」です。イシダイって、あの黒と白の縦縞のタイのお仲間で、石のような頑丈な歯を持つことからそう呼ばれているあの魚です。一見地味で、水槽にいても「タイの仲間か…」くらいにしか思わない魚なのですが、京急油壺マリンパークはそんなイシダイをつかってのパフォーマンスがあります。公式サイトの説明を引用しますと、
★魚のパフォーマンス
魚のパフォーマンスでは、“魚の学校の授業風景”をテーマに、魚の鋭敏な感覚を、ストーリー仕立てでわかりやすく解説します。(約10分)
と紹介されています。輪くぐりや算数などの様々な技をイシダイが披露します。イシダイってそんなに賢いの…?授業風景をテーマにしていて、イシダイは生徒、校長先生はデンキウナギ。登下校や授業風景(算数、体育、国語など)をテーマにして技を繰り広げます。
どのようにパフォーマンスをするのかというと、主に光に反応する感覚を利用して技が披露できるように訓練されています。光がついているところにイシダイが集まるようにしたり、光の色の違いや点滅によってあっちやこっちにイシダイを移動させる…というようなパフォーマンスです。光に反応するといっても、キビキビ動くわけじゃないので、「お、おしい…!」「もうちょっと右…!」など、いつの間にかイシダイの一挙手一投足に夢中になってしまいます。
水槽に仕込まれたセットも、何とも言えないレトロ感があって最高なのです。こんなパフォーマンスはほかの水族館では見たことがありません。見られなくなるのが惜しい…。
京急油壺マリンパークは、「いるか・あしかパフォーマンス」も見ごたえがあります。プールの奥には大きな劇場があって、ミュージカルのようなパフォーマンスを見ることができます。わたしが行ったなかで印象に残っているのは、宇宙がテーマでした。今は江戸時代のようなセットが組まれているようですね。飼育員さんたちがオリジナルで考えていらっしゃるのか分かりませんが、いつ見ても見ごたえのあるパフォーマンスでした。
あとカワウソのぷにぷに肉球とタッチ💛できたり、キタイワトビペンギンがピョンピョンしているのを見たり、50年以上の年季の入った施設におもいをはせたり、とっても好きだった京急油壺マリンパーク…。9/30閉館ってことであと2週間もありません。行きたいけど、感染症のこともあるし、閉館間近で混んでいるかもしれないし、ななな悩ましいですな…。
ショックなニュース①ということは、②もあります。京急油壺マリンパークへの思いがあふれてしまったので②は明日へ続く…。
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