こんにちは、わたしです。
今年のお正月は元旦に義実家を訪れた以外はずっと家で過ごしていました。時間がたっぷりあったので、鳥取のお雑煮「小豆雑煮」をはじめて作ってみることにしました。
◆鳥取の郷土料理「小豆雑煮(あずきぞうに)」
日本各地にいろいろなお雑煮がありますが、わたしの地元鳥取県東部では「小豆雑煮」が主流です。小豆の赤色には邪気を払う力があり、縁起が良いとされています。小豆を炊いて控えめの甘さに味付け、うちでは焼かない丸餅をいれて食べていました。
何年も鳥取でお正月を過ごしていないので小豆雑煮も久しく食べていません。作り方を母から聞いて、自分で初めてこさえてみることにしました。
◆母からのレシピ
ネットで調べてもいいのですが、まずは母にレシピを聞くことに。返信されてきたメッセージはこちら。
家庭料理なので、まあザックリとしています。〇には弟の名前が入っていますが、弟の味付けはピカイチなんだそうです。小豆の袋には「あく抜きせよ」と書いてあったのですが…。
とのことでした。
◆「小豆雑煮」をつくる!
母のレシピ通り作ってみたいと思います。
①小豆を一晩水につけておく
②小豆をつけておいた水ごと鍋に移しゆでる
ネットフリックスで「浅草キッド」を観ている間に茹で上がりました。
すごい濁っているので、こんなもんなのか母に確認したら、実家のも濁っていたのでよかったです。↓
③砂糖と塩で味付けをする
砂糖と塩を少しずつ入れて味付け。お汁粉やぜんざいのようにコッテリした甘みにならないように気を付けます。甘じょっぱの甘強めみたいな味付けになります。
④食べる分だけお餅と煮て完成!
ゆでた小豆は汁ごとタッパーかなんかにあげておきます。お雑煮を食べるときに鍋に移してお餅と一緒に煮て完成です。丸餅が売っていなかったので、仕方なく四角いお餅で代用。
実家では丸餅をとろとろになるまで煮て、小豆のくっついたお餅をハフハフしながら食べていました。
◆ご当地お雑煮はおもしろい
母は千葉に嫁いだので、関東のお雑煮(鳥出汁すまし汁、焼かない丸餅)も作ってくれました。義実家に行ったときもお義母さんが関東のお雑煮(鳥出汁すまし汁、焼く角餅)を作ってくれます。長崎佐世保にいたときは、お魚でで出汁をとったお雑煮を頂きました。
汁の味付けの違いもさることながら、お餅のかたちが丸か四角か、お餅は焼くのか焼かないのか…など大変奥深いですね。農林水産省のお雑煮分布図を見るのがとても楽しいです。いろんなおうちのお雑煮を知りたい…。
香川県の「白味噌あん餅雑煮」が気になります。甘いのか、しょっぱいのか…。
|
|