こんにちは、わたしです。
体外受精を経て妊娠中、妊娠38週になりました。わたしが住んでいるのはさいたま。実家は鳥取県…ということで、育児をする上で実家の支援を受けづらい環境です。育児がにっちもさっちもいかなくなった時のために、さいたま市の「産後ケア事業」に申し込みをしました。
◆さいたま市産後ケア事業 サービス内容
さいたま市の産後ケア事業にはいくつか種類があります。
「訪問型」は助産師さんが自宅に訪問してくれくれて、お母さんのケア(産後の健康管理、乳房ケア、休息の確保など)や育児指導、赤ちゃんのケアを行ってくれます。ケアを受けられる時期は「早期(生後28日以内or赤ちゃん退院後2週間以内)」と「あんしん(生後4か月未満まで)」があります。
「デイサービス型」は医療機関や助産所に赤ちゃんを預けることができます。「宿泊型」は医療機関や助産所に赤ちゃんを宿泊させることができます。施設によって利用できる月齢が異なるので確認が必要です。
1回の出産で訪問・デイサービス・宿泊型を通算して7回まで利用が可能。
◆申し込み方法
妊娠8ヶ月から申請が可能で、区役所の窓口(妊娠・出産包括支援センター)や電子申請、郵送、FAXで申請ができるそうです。わたしは電子申請で申し込みを行いました。
申請した数日後、区役所の担当者から電話がかかってきて「産後ケア事業利用承認通知書兼利用管理表」が送られてきました。回数が決められている事業なので、この書類で利用回数を把握するみたいです。
「あんしん産後ケア」を利用したい人は、母子手帳と一緒に渡された青いハガキ「出生連絡票」を送付する必要があります。「新生児訪問」を利用しないと「あんしん産後ケア」が利用できないそうなので注意です。
◆利用料金
早期訪問型:2,700円
あんしん訪問型:450円
デイサービス型:6,800円
宿泊型:1日6,800円(一泊二日13,600円)
住民税非課税世帯は異なります。
ベビーシッターの相場を調べたら1,000~2,000円くらいでしたので、訪問型なら圧倒的に市の事業のほうがお得ですね。
◆対象者
産後ケア事業の利用できる方として
①家族等から育児などの支援を十分に受けられない方
②産後に心身の不調や育児不安などがある方
が挙げられています。①と②に該当しないとケアは受けられないとのことですが、不安だったら区の妊娠・出産包括支援センターに相談可能だそうです。
◆わたしが産後ケア事業を使う時…
新型コロナウイルスの感染のことを考えると利用が憚られるのですが、主人が月に1週間はいなくなるという一週間ワンオペチャレンジが確定しているので、その時に利用するかもしれません。
また、第二子を望んで不妊治療をする場合にクリニックに子どもを連れていけない治療内容(採卵、移植)の時にもデイサービス型を利用するかも…。
義実家は車で1時間くらいのところにありますが、まぁ…頼みづらいので究極的にヤバくならないかぎりお世話にならないかなぁと勝手に思っています。義父義母おしごとしているし。
◆不安な方は念のために申し込みしてもいいかも
そうこうしていたら、未知なる出産、産後、育児がやってきます。わたしの実家が遠いうえに、新型コロナウイルスの爆発的な蔓延で母が産後のお手伝いに来れないなんてことも想定しておかなければなりません。
使えるものは何でも使うという気持ちで、「産後ケア事業」に申し込みをしておきました。ワンオペでやばくなった時など、言葉の通じる誰かと話すだけでも精神的に救われるはず。様々な自治体でも同じような事業はあるかと思います。使わないかもしれないけど、不安な方はお守り代わりとして申し込みをするのもアリだと思います。
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