こんにちは、わたしです。
先月鳥取に帰省した際に、驚きのニュースが飛び込んできました。
◆「大丸」のライセンスが切れる
鳥取大丸は大丸が運営している百貨店ではなく、ライセンス料を払って大丸の名前を利用している百貨店です。
なので、「大丸 鳥取店」ではなく「鳥取大丸」が正式な名称です。大丸の店舗一覧にも載っていません。
紙袋や包装紙は大丸と一緒なので贈り物をするときなどは箔がついてよかったのですが…。ライセンス契約の終了で駅前の百貨店は「鳥取大丸」ではなくなるそうです。
すでに看板を覆うように足場がかけられている…。
重たい扉の「大」も付け変えられるのかしら。
慣れ親しんだ大丸がなくなるだなんて…。
◆「ほっぺタウン」もなくなる
大丸の地下食品街の総称「ほっぺタウン」の名前も使えなくなるでしょう。
地下食品街に通ずる下りエスカレーターの上部に飾られた、顔。物心ついたときからこの顔があって、地下に降りる時はこの顔を見ながらワクワクしたものでした。
パーツが食べ物だということを認識したのは保育園のころだったかな。これもなくなっちゃうのかな。
地下にはお菓子を乗せてクルクルまわる夢のマシンがありまして。
そんなのもひっくるめて、ほっぺタウンに行くときはワクワクしていました。
◆あの名物おやつはどうなるのだろう?
地下街には鳥取大丸ほっぺタウン名物「ほっぺ焼き」。
いわゆる大判焼きなのですが、これも名前を変更するんでしょうか。国産のあずきがどっさり入っていて美味しいです。
祖母のおうちへおみやげにしました。
わたしが食べたのは豆乳クリーム×あずき。
豆乳クリームがあっさりしていて美味しいです。製造販売自体は鳥取のお菓子メーカー、寿製菓なので名前を変えて残ってくれることを祈る。
◆2022年9月1日鳥取大丸は丸由百貨店に!
ということで、鳥取大丸は今年の9月から丸由(まるゆう)百貨店に生まれ変わるそうです。
この丸由、どこからきたかというと、もともと鳥取大丸は丸由百貨店だったのでした。1937年に今の鳥取大丸がある場所で開業したのが丸由百貨店。その後、大丸と資本提携して鳥取大丸のなったのです。
鳥取大丸になってから73年。母でさえ生まれた頃から大丸だったわけで、丸由百貨店だった頃を知るのは祖母だけです。
地方の百貨店がどんどん廃業に追いやられている中、2020年には大規模な改装をして、きれいになった建物。丸由百貨店になっても、地域を盛り上げていってほしいなと思います。
ありがとう、鳥取大丸…。
昭和49年3月1日オープン。
新しく改装をしたので地下の看板もキレイです。
ようこそ 鳥取大丸へ