○○とわたし

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専業主婦とマズローの欲求五段階説

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こんにちは、わたしです。

 

4月もほとんど終わり、新生活を迎えた方々はその生活にちょっとずつ慣れてきた頃ではないでしょうか?わたしは専業主婦なので、新年度によくある環境の変化というものがありません。昨年までは学校職員をしていたので、この時期は超絶繁忙期だったのですが、今年はそれがウソのように穏やかな日々を過ごしています。

 

わたしは、昨年の夏に主人の転勤で埼玉に引っ越してきたのですが、不妊治療を優先したいため仕事をしていません。これまで、高校を卒業して大学に入り、そのまま新卒で製菓会社の事務をやって、長崎に引っ越してからも、2~3ヶ月空けて新しい仕事を始めたので、こんなにどこかに所属していないのは初めてです。○○のわたしです、の○○に入るものが今のわたしにはありません。たまに、どこかで働きたいなあとか、1日中家にいると社会の一員となっていない気持ちを感じることがあります。

 

この、どこかに所属したい気持ちについて、「それだ!」となった理論があります。それは、「マズローの欲求五段階説」。高校の保健体育か家庭科の教科書にも載っている有名な心理学理論です。

 

 

 

 

◆韓国ドラマ『この恋は初めてだから』

 

この理論に久々に再開したのは韓国ドラマの『この恋は初めてだから』。アラサー無職女子の主人公(ジホ)が路頭に迷っているときに、理数系合理的男子(セヒ)と契約結婚する話です。契約結婚なので、セヒはジホに対して「自分の実家については何も世話をしなくてもよい。(本当は、亭主関白でめちゃくちゃ大変な実家だから行かなくてもよいと心配していたが言葉がいつも足らない。)」と言っていたのに、ジホはついつい義実家で「いい嫁」をしてしまいます

 

契約結婚だけど、セヒのことが好きになってしまったジホは、彼の家族に対しても優しくしたいし、家族として受け入れてもらいたかったんです。そのジホの行動に対してセヒは『マズローの欲求段階で、ただ所属感の段階を経ているだけで、つまらない人間の欲求だ』と言ったのです。最低ですね。

 

marumarutowatashi06.hatenablog.com

 

 

マズローの欲求五段階説

 

欲求五段階は一番下の階層から、①生理的欲求、②安全の欲求、③社会的欲求、④承認欲求、⑤自己実現の欲求です。

 

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先ほどのセヒの言い分としては、「家無し職なしだった君(ジホ)は、ボクの家に住めるようになって生理的欲求、安全の欲求を満たすことができた。欲求段階的に次に満たしたいのは社会的欲求だ。だからその欲求を満たすためにボクの実家でいい嫁をしたんだろう。」ということですね。本当は義実家で嫌な思いをして欲しくなかったという考えから出た言葉ですが、言葉が足らないにしろ最低ですね。

 

 

◆専業主婦の社会的欲求

 

専業主婦をしていれば、①生理的欲求②安全の欲求は満たされている方が多いと思います。では次の社会的欲求を満たすにはどうしたらよいのでしょうか。

 

直接的に社会集団に所属するなら、地域のサークルに所属するとか、スポーツジムやならいごとをするとか、子どもがいればPTAの職員になるとかがあるかと思います。わたしの場合は、それこそはてなブログに投稿することが社会的欲求やその上の④承認欲求を満たすコンテンツになっています。ブログを続けていてよかったです。あと、家族も立派な社会集団です。

 

けど、できれば仕事がしたい。この頃、仕事する夢をよく見ます。めっちゃお金が欲しいというわけではなく、やはり社会集団に属して他人とかかわりを持って自分を成長させたいんでしょうね。

 

 

◆「子どもが欲しい」というのはどの欲求か

 

わたしは不妊治療をしていますが、それは子どもがほしいからです。子どもがほしくなければ100万円以上の治療費は出せません。

 

ではこの子どもが欲しいという欲求は、どの欲求段階に当てはまるのでしょうか。

 

昔の日本は農村社会だったため、人が多いほど家計が楽になるということから安定した暮らしをするには子どもがたくさん必要でした。発展途上国であれば、子どもは大切な労働力です。①生理的欲求と②安全の欲求を満たすためには子どもが必要です。

 

わたしの暮らしにおいては子どもは①②の欲求を満たすためには必要がありません。むしろいないほうが自分の体力を削って育てないといけないこともないし、養育費もかからないから満足度が高い生き方ができるでしょう。

 

③社会的欲求でいえば、子どもをもつことで所属できる社会集団が増えて、共通する立場でもって安心感が得られるかもしれません。子どもがいる友人と距離を取っている今を考えると、子どもを持つことができたらそれも解消されるので③の欲求は大きく満たされるでしょう。

 

また、子どもを育てることによって、やりがいや達成感も得られるかもしれません。④承認欲求や⑤自己実現の欲求と直結することもあるかもしれません。けれど、『子供の成長=自分の欲求を満たすもの』としてしまうと、子どもの人生を自分の人生と勘違いして、非常にマズいことになりかねませんが。

 

わたしが、子どもが欲しいのは、④⑤⑥に分類される「精神的欲求」の中にありつつも、④⑤⑥のどれかに当てはめることはできなさそうです。

 

 

◆『欲しい=正義』

 

またまたドクターストーンの言葉ですが、欲しいものに「欲しくない理由」をつけるのは簡単で傷つく前に諦められる。自分に欺かず、欲しいものにどん欲に生きるのが正義!という内容のセリフがあります。

 

2月の本 ドクターストーン - ○○とわたし

 

子どももほしいけど仕事もしたいわたしの欲求はどうしたもんか。仕事はこれからいつからでもスタートできるけど、子どもを産むには年齢のリミットがある…。優先順位を考えつつ自分の欲求を満たしてあげたいと、新入社員らしきスーツの軍団を見ながら考えていた今日この頃でした。

 

 

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