こんにちは、わたしです。
20年の時を経て蘇ったアニメ「SHAMAN KING」の感想。原作・旧アニメをリアタイしていた腐女子アラサーの女の感想です。
◆第6廻『葉VSホロホロ!』
サブタイトルなんとかならんかったのか
サブタイトル、わかりやすいのはいいんですけどね、そのまますぎて。旧アニメで使われていた『北の国からきた少年』というサブタイトルが好きだったので複雑なきもち。
伝統工芸のプロジェクター
シャーマンファイト主催者(パッチ族)の一人、歌と踊りを愛するカリムが試験中に殺されてしまったので葬儀をするところからスタート。刺したり死んだりキッズのマムたちからテレ東に苦情が来ないか心配なのですが…。
パッチ族の秘技が生んだ伝統工芸「オラクルプロジェクター」に映し出されたのはレンレンでした。ハンターハンターのヒソカだって、ハンター試験の試験官を殺しかけて失格になったっていうのに、レンレンはそのままシャーマンファイトに参加ができるそうです。怒るシルバにたいして、「この合格はグレートスピリッツの意思であり反対は許されない」という仮面の男(シルバの同居人)。妖怪ウォッチを見すぎたキッズが、なんでもかんでも妖怪のせいにするのといっしょですね。
このときレンレンはトップの成績で予選を通過。しかし、OPの敵キャラはすでにレンレンではないので、巫力のインフレ化のにおいがプンプンします。
葉くんの浮気疑惑
コレ見たかったシーン!冷めているアンナさんがオコになる瞬間。第6廻のアンナさんは結構感情むき出しでいいですね。普段は哀ちゃんみたいだけど、ときどきリナ=インバースなアンナさん。肝心のポケベル発言はカットーーーー。先週全部カットか、と思っていたので、このシーン見られたのでよかったです。
はじめての『ウェッヘッヘッヘ』
葉くんといえばユルい笑い方『ウェッヘッヘッヘ』なんですけど、6話にしてようやく出てきました。ぴかしゃ(葉くんの声をしている日笠陽子さんのニックネーム。主人が教えてくれた。)の『ウェッヘッヘッヘ』なかなかよかったです。2回目の『うぇへへへ~』が好き。
大本命ホロホロの登場!
やっとホロに会えたね~Don’t stop! No,don’t stop ’til finish!!(Wo oh oh)
令和にホロホロと会えるなんてねぇ…。中学校の頃の自分に伝えてあげたい。あなた20年後も同じような事言っているよと。
で、登場シーンですがサンサンシャイン60の屋上からビルの壁をスノボで滑って降りてきます。作画のひとたち、スノボしたことないのかな?壁を滑れるのはシャーマンの力で何とでもできますが、スノボの描写!真板じゃないの!!
持ち霊コロロ
モーションきゃんわいい~!そうとう後にならないと出てこないコロロの裏設定。ホロホロの過去話も映像化してくれるのかな!キ・タ・イ・し・て・い・る!
友達のコロロとイチャイチャするホロホロ
アイヌのシャーマン
コロロは精霊なので、阿弥陀丸のような人間霊とは異なり自然の中にある魂なんだそうです。
アイヌ民族はこの世のあらゆるものに魂が宿っていると信じています。動植物や火水など、また天候などの人間の力が及ばないものを「カムイ」として敬い共存してきました。
ホロホロも時には牙をむく自然に対して克服するのではなく共存し、自然に対して耳をかたむけその意思を理解することでみんな平和に生きられるようにと自然を敬い生活してきました。自然と意思を交わすことがアイヌのシャーマンの能力であり、その力(たとえばコロロ)を借りてシャーマンの能力を発揮しているのですね。そんな自然が破壊されている世界を変えるためにシャーマンファイトに参加しています。
予選開始
原作通りのギャグパートをこなしつつ、やっと戦いがはじまりました。熱い漢ホロホロが扱うのは、スノボから繰り出される氷や雪の放出系の技です。キラキラしていてきれいですね。オーバーソウル中は、オーラっぽいのを纏うのもわかりやすくてよいです。
夢は「見渡す限り広大なフキ畑をつくること!」
「自然との共存を実現させる」夢というのをめちゃくちゃ要約して「見渡す限り広大なフキ畑をつくること」というのが夢だというホロホロ。今話題のSDGsじゃないですか。13:気候変動に具体的な対策を、14: 海の豊かさを守ろう、15: 陸の豊かさも守ろうあたりでしょうか。
戦闘シーンの作画は
第5廻が神作画だったので、それは越えられないだろうと思っていましたが、今回はまずまずでした。スノボがただの板な時があるのでそれだけなんとかしてくれれば。オーラってる葉くんとホロホロはかっこよかったし、ホロホロの氷と葉くんの刀のオレンジ色の軌跡は、頑張ればみんな大好き水の呼吸とか炎の呼吸とかに見えなくもないぞぉ。ufotableがシャーマンキング作ったらどうなっていたんだろう。5分でいいから見てみたい。
雪崩でジエンド
あれこれあって、ホロホロの最大の冷技「エピッタルキウパシホルッケ!」のおみまいです。アイヌ語で「すべてを飲み込む雪崩」というそうで、暖かい季節なのに池袋に大雪崩がおきてしまいます。雪が少ないスキー場に重宝されそうな技ですね。ホロホロの技名はすべてアイヌ語です。噛みそうになる技ばかりなのですが、さすがうえだゆうじ氏。20年前もそうですがばっちりキメてくれます。
この予選は葉くんが勝ち。いい試合でしたが、ホロホロは大技なのですよねぇ。ウマ娘的に言うと賢さが足りないってところでしょうか。
ご褒美の日常パート
ドラゴンボールとかでも時々あった、戦いと戦いのあいだの日常パート。こういうの好きなんですよね。戦いばっかりだと疲れちゃいますからね。旧アニメだと日常パートも多めだったのですが(大すぎるくらい)、新アニメだと貴重なシーンです。ホロホロも衣替え。かわわわいい。竜さんの「俺もいっちょ頑張ってみてもいいかな!」は原作どおりでうれしかった!新アニメは原作に寄せている部分が多くあってよいですね。アニオリ一個もない。
ピリカちゃんに嫌われる葉くん
ホロホロの妹ピリカちゃん登場。色白でかわいいです。お兄ちゃんのサポートで北海道からやってきましたが、ホロホロが予選で負けてしまったので葉くんの目の敵にしています。絶対に許さないんだから!と言いながらホロホロを連行。
シャーマンファイト参加者は、何かしらの夢や野望をもってファイトに挑んでいるわけで。負けちゃった人の夢はどうなるのか…と悩む葉くん。あっちを立てればこっちが立たずって感じで難しい問題ですよねぇ。
というわけで、ホロホロ退場。次に会えるのは、葉くんのシャーマンファイトの予選3回戦終了後。早くて再来週かな。
◆来週はファウストⅧ世
サイコ医者ファウストⅧ世の登場です!まん太の腹部をアレコレしちゃうのは、令和の夕方でも放送できるのかそのへん注目していきたいですね。あと子安ボイス!楽しみです。
今週は、ホロホロホロホロ言っていた中学生時代を思い出しました。うえだゆうじ出演作品を片っ端からみたり、アイヌ民族関連の本を図書館で借りまくったり、講習会にもぐりこんだりオタク生活をエンジョイしていました。今みたいにSNSが充実していなかったので情報を得るにも大分苦労しました。お世話になっていたジオシティーズがサービス終了しちゃって寂しい限りです。
スタンプができました。
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