【アニメSHAMANKING】第2廻 感想

こんにちは、わたしです。

20年の時を経て蘇ったアニメ「SHAMAN KING」第2話（廻）が放送されました。

原作・旧アニメをリアタイしていたアラサーの女の感想です。感想書くのにめっちゃ時間かかる…。

◆道蓮登場

われらがレンレンの登場でございます。まだダークサイド蓮。作画は良かったです。この話は全体的に作画よし。作画監督は柴田ユウジ氏、𠮷川太照氏。キラキラスーツとショタコン半ズボンが似合いますね。

◆オープニング

まん太「さまよえる死者の魂　大地の森に息づく精霊　そして神仏　

これらと自由に交流し　人間では成し得ぬ力をこの世に行使する人たちがいる

彼らはシャーマンと呼ばれた…！」

っていうのは毎回流れるようですね。ゆとりがあるまん太のナレーション。ていうか、話の展開が早すぎて、ゆっくりセリフが流れるところってここしかないのでは…とこれから思うことになる。これが令和のスピード感…。

◆阿弥陀丸のうぬぼれがかわいい

蓮が葉くんの持ち霊、阿弥陀丸を狙っているということを忠告するまん太。なぜ蓮が阿弥陀丸を欲しがっているのか考える葉くんたち。

「シャーマンの格はより強い霊を持つことによって決まるから、そいつどっかでおいら（葉くん）と阿弥陀丸のことを見てたんじゃねぇのか？」

それを聞いたうぬぼれ侍「それで強くてかっこいい拙者を我がものにしようとしたでござるか」強いのにほっこり丸。

◆一般人ｖｓ蓮

路駐していた（と思われる）一般人の車のヘッドライトを「邪魔だから」蹴り飛ばす蓮ぼっちゃま。ヘッドライトは割れてしまっています。反省の色がない蓮ぼっちゃまは一般人をチャバネゴキブリ扱いして、拳法でボッコボコにしてしまいます。しまいにゃ、組み立て式（真空ポールか？）のでっかい刃物で車を真っ二つ。椎名林檎の罪と罰かな？

ここらへんも原作通りで、一般人を害虫だのチャバネゴキブリだの寄生虫だの、キッズが新しい言葉を覚えてしまわないか心配になりました。チャバネうんたらとか、初めて聞いたでしょうキッズ。

◆霊は友達か道具か

霊は自分が強くなるための道具だというレンレン。力づくで阿弥陀丸を奪おうとしてバトルが始まります。霊を道具扱いされて葉くんオコ。憑依合体のシーンはセラムンの変身シーンと同義。

憑依合体をすると、葉くんと阿弥陀丸が一緒のセリフとユニゾンすることがあるのですが、ドラゴンボールのヒュージョンした悟天とトランクス見みたいだなと思いました。あと、令和の「なんの！コ・レ・シ・キ！叩き落すまで！」が見られてうれしい！

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◆血とかどうすんのと思っていたら

バトルマンガにありがちな流血。夕方キッズ向けのアニメなので、どうするんだろうと思っていたら、ばっちり飛び散っていました。レンレンのペロリも健在。これいいのか…と心配になるおばさん（わたし）。

ドラゴンボールの人造人間編で出てきた末来悟飯は、戦いの末、隻腕となってしまうのですが令和に出たゲームやフィギュアでは両腕のある未来悟飯しか採用されていないのを見て、表現って難しいなと思っていたところでした。

SHAMANKINGも例にもれず、血ブシャー、体の一部すっ飛ぶ、腹の表皮を剥かれる…など夕方には流せないシーンがこれからあるのでどうなるものかと思っていました。とりあえず、血ブシャーはアリなんだそうです。

◆憑依100％についてレンレンの説明

憑依合体はシャーマンの体の中に霊の魂を入れこんで、その霊の特技や技術をこの世に蘇らせることができます。第1廻で刀鍛冶の喪助の霊と憑依合体して刀を打ち直したり、原作だと「勉強が得意な霊」「運動が得意な霊」「音楽が得意な霊」「美術が得意な霊」を取り揃えて、葉くんは学校生活がイージーモードになります。

けれど、憑依合体している最中はシャーマンの魂と霊の魂が一つの身体に同居することになるため、霊の力を100％引き出すことが難しいのです。

レンレンは霊を支配しているから馬孫の力を100％使うことができますが、葉くんは阿弥陀丸自身のことを尊重しているため、どうしても力の分散の仕方や思考の齟齬が生まれてしまいます。エヴァTVシリーズ20話で「ねえシンジ君、私と一つになりたい？心も体も一つになりたい？それは、とてもとても気持ちいいことなのよ」とミサトさん（アスカもレイも）が言っていたけど、憑依合体も体だけでなく心もひとつにならないと気持ちよく戦えないのです。

◆葉殿という未練

今回、蓮とのバトルに勝ち目がないと思った葉くんは、蓮に奪われて道具になるくらいなら成仏してほしいと阿弥陀丸に頼みます。しかし、阿弥陀丸は「拙者にはすでに！葉殿という未練がこの世にあるでござる！」と成仏を拒みます。赤くなる葉くん。

この「葉殿という未練」ってなかなか。葉くんの霊は友達というやさしさが、阿弥陀丸にこんな感情を沸かせたのですね。ちなみに、原作でこの話が連載されたとき当時の腐女子たちも沸きました。

そんで、心も通じ合った葉くんと阿弥陀丸は憑依100％となりレンレンのワイシャツをビリビリに破いてやっつけたのでした。

◆キッズ葉

幼少期の葉くん。声はそのまま日笠陽子さんのようですね。むじゃき葉くんかわいい…。ここで、じーちゃんが「シャーマンキング」たるやを語ってくれます。

①この地球に住む人間が欲のままに滅んでいかないように道しるべが必要

②その道しるべとなるのが全知全能究極の精霊王

③精霊王に会い一体化できるのが「シャーマンキング」

みんな、精霊王と会うのが目的で、バトルは手段なんですね。「キングになってどうしたい」という登場人物たちの「夢」にとらわれてしまい、精霊王という肝心なとことが抜け落ちがちになるので覚えておかないと。

◆アンナ登場

第2廻でアンナさん登場です。早い…！そして次回のタイトルが『アンナと道潤』なのですが、ヤムチャ死すばりのネタバレかな？まるで女の対決みたいなタイトルですが、どのような脚本になっているのでしょうか。

新アニメ第1廻は旧アニメ2話分、新アニメ第2廻も旧アニメ2話分です。旧アニメだと、アンナ登場に1話、VS白竜に2話使っていますから、アニメ3話分のボリュームを1話にしてしまうなんてことはないと思いたいのですが。

いやあの脚本家さんならあるかも。

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