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【読んだ】専業主婦が就職するまでにやっておくべき8つのこと/薄井 シンシア

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こんにちは、わたしです。

 

最近読んだ本です。

 


 

 

この間のabemaTVの番組で女性のキャリアについての特集がありました。育児か仕事か両方か、それとも育児に専念して専業主婦か…。というテーマの番組で、そこにご出演されていたのがこの本の著者・薄井シンシアさん。

 

薄井シンシアさんは、フィリピン出身で日本の大学に留学し日本で就職、旦那様と出会って娘さんを出産した際に専業主婦になりました。そして17年間の専業主婦を経て40代で再就職しました。わたしもしばらく専業主婦であると思うので、「やっておくべきこととは…」と思い読んでみることにしました。

 

不妊治療をするために仕事をすることを諦めたわたしですが、仕事をする夢をよく見ます。東京でも長崎でも仕事が好きだったわたし。不妊治療に集中するため仕事をすることは諦めたものの、やはり社会との関りを持って自分で稼ぎたい気持ちが心の底にあるようです。

 

身近な大人の女性であるわたしの母は、子育てしながらバリバリ働いていました。(というか母子家庭だったので働かざるを得なかった。)わたしも仕事と育児を両立したい気持ちが強いです。両立している母を見ていたから。

 

シンシアさんは「専業主婦」を長い人生のなかの「キャリア」として位置付けて家事や子育てをしていました。日々、なんとな~く主婦をするのではなく、ジョブディスクリプション(職務内容記述)のように一日分の家事を書き出して仕事として捉え、合理化で余裕を産むことを常に考えてきました。午後14時までにはすべての家事を終わらせ、帰宅した娘さんとのおしゃべりの時間をとても大切にしていたそうです。

 

やっておくべき8つのことのひとつに「目標を達成することで、自分で自分を評価し、自信をつける」というものがありました。会社員であれば業績を上げたら評価されてお給料が上がって…と自信がついていきますが、専業主婦は評価されることがなかなかありません。(家族からは評価というより感謝されているという感覚。)なので、自分で自分を評価してあげて自信をつけることが大切なんだそうです。嫌なことや苦手なことに挑戦して乗り越えるプロセスは、就職しても精神的な支えになります。これは、「なぜ嫌なこともしないといけないの?」の答えになるなぁ、と参考になりました。

 

あとは『第四章「子育て」が、いまの私をつくった』が読みごたえがありました。シンシアさんが考える母親のミッションや、娘さんとのおしゃべりを大切にしていたからわかったこと、生きる土台として学ぶ習慣を身に付けさせた、など…育児書のような内容でしたが、こっちのほうが今のわたしには刺さりました。この部分は主人にも読んでもらおうと思っています。

 

abemaTVの番組で、シンシアさんは仕事が大好きだったけど、子育てで後悔したくない、でも両立するキャパは自分にはないから専業主婦を選んだとお話されていました。けれど、仕事をしている友人たちに嫉妬していたそうです。わかりみがすごい。

 

あと、現代の女性は可能性をいっぱい手にしすぎて動けないでいる人が多いけど、自分の価値観を持つことが大切だとおっしゃっていました。そうすれば、何を選べよいか明確になる、と。仕事と子育ての両立も、人生が長くなった現代で本当に両立する必要があるか、仕事を辞めて子育てに専念してもその後就職するには十分に間に合う。ともおっしゃっていました。今回読んだ本も、50代専業主婦の就職について書かれています。

 

abema.tv

 

う~ん、確かに。わたしはせっかちで欲張りなので、あれもこれも感が強いです。寿命が延びて人生が長くなったのだから、生き急がずに今何を大切にしないといけないのかを考えないといけませんね。子どもが生まれたら、専業主婦で子育てに専念することになります。

 

この先どうなるか未知すぎますが、今のうちからシンシアさんが挙げている「やっておくべき8つのこと」はすこしずつ生活に落とし込んでいこうと思いました。

 

 

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