○○とわたし

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雨の日の墓参りと親の離婚で困ったこと

  

 

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こんにちは、わたしです。

 

自由に動けるうちに…と、弟と一緒に千葉のお寺に墓参りをしてきました。わたしたちの父方のお墓です。

 

父と母はわたしが4歳、弟が2歳の時に離婚しています。父との記憶はほとんどありませんが、祖父祖母は離婚後もわたしたち姉弟にやさしくしてくれました。両親の離婚後は千葉から鳥取に引っ越して頻繁には会えなくなったものの、毎年のように千葉の家に泊めてもらったり長野の別荘に遊びに行っていました。

 

大学への進学で上京した際、入寮(寮に住むことになっていた)の時には祖父に付き添ってもらったり、社会人になってからも会う機会は減ったけれど数年に1度は食事をしたり…。実父との関りはありませんが、祖父祖母とは仲良くしていたほうだと思います。

 

そして、そんな父方のお墓のお墓参り。以前お墓参りをしたのは…5年以上前になるかと思います。その時は祖父と一緒でしたが、今回は弟と二人で行くことに。お寺の位置もあやふやで、墓石の場所はてんで覚えていません。周りには何もなくて、秋に行ったからか枯れた草がボーボーだった…という印象しかありませんでした。わたしは。だた、弟は以前連れて行ってもらったときのルートを思えており「たぶんこの寺」という目星がついていたようです。スゴ…。とりあえず、お寺に行って墓石が見つからなかったら本堂にお参りして帰ることにしました。

 

記憶のお寺周辺は枯れた草まみれ…だったのですが、今回お参りしてみると新しい家が建ちまくっているし道路がキレイになっている…。わたしの記憶だけで来て居たら「ここではないな」と帰っていたかもしれません。まずは本堂にお参りして、そのあと墓石探し。同じ苗字の墓石を見つけては、墓標をみつつ墓を探します。珍しい名字ではないので、なん箇所か同じ苗字のお墓があったのですが墓標のおかげで無事にお墓を発見することができました。

 

墓標に掘られていたのは祖母の名前。祖母が亡くなったと知ったのは亡くなってから半年以上経った時。教えてくれたのは祖父でした。わたしが長崎に住んでいた時に、「坂本冬美のコンサートで佐賀に行くから一緒に食事をしよう」と佐賀で会ったときに教えてもらいました。

 

祖母は肺がんを患っていて、自宅療養中だったのですが風邪をこじらせて亡くなってしまったそうです。知らないうちに亡くなっていたショックと、お通夜にもお葬式にも行けなかったなぁ…とションボリした気持ちになりました。

 

ずっとずっとお線香をあげて手を合わせたいなと思っていました。お仏壇がある祖父の家には近寄りがたい(ほかの親族と同居している)ので、今回やっとお墓参りをして祖母とご先祖様に手を合わせることができて安心しました。お腹にいる赤ちゃんのことも報告し、見守っていてくださいとお願いすることもできました。

 

さて、ここからが困っていること。祖母が亡くなったことは祖父が教えてくれたけど、もし祖父になにかあったらどうやって知ればよいのでしょう…。父とは絶縁状態で連絡先もわかりません。その他親族との交流もありません。最近は、祖父と会うのは何かあった時(結婚した報告をするとか、冬美のコンサートがあって近くに来たとか)なので、頻繁には会うことはありません。

 

次に会うとしたら子が産まれました、なのですがおじいちゃん元気かな…。

 

親の離婚のせいで、父親がいない気まずさ(小学校の時友人同士で父親の話になったらダッシュで逃げた)、就活での差別(内定もらったけど蹴った)、昔の恋人の親からの差別(末代まで呪う)、上司からの偏見(そのあとめちゃくちゃ酒飲んだ)…など自分ではどうにもできないイヤな思いをしましたが、それ以上にお世話になった祖父祖母に何かあったときに何も知れないのがとても悲しいです。どうすればいいんだろう…。

 

親の離婚は仕方がなかった、とするも、もうちょっと子や周りのことをかんがえてほしいものです。お子さんがいて離婚を考えている方はいろんな事情があるにしろ、子どもにこんな悩みを持たせぬように離婚後の関係を考えてほしいと思います。

 

 

 

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